テバオーシャンアリーナ(愛知県名古屋市)

今年開催されたアイデムカップは全46大会。各地域セントラル大会を勝ち抜いた代表8チームが集うはフットサルの聖地テバオーシャンアリーナ(愛知県名古屋市)。頂上決戦に相応しい豪華ゲストの実況解説が大会を盛り上げる中、予選リーグから地域代表の意地とプライドをかけた接戦が続き、息をもつかせぬ展開の応酬に。
アイデムカップ史上最もレベルの高い予選リーグを勝ち抜き、日本一の栄冠に王手をかけたのは関西春大会代表「関西学院大学 エクセルドーミ宝塚」と関東春大会代表「チーム牛鮭」。試合は序盤から個々のスキルとチーム戦術に勝る牛鮭が主導権を握りゴールに迫り、エクセルドーミがカウンターを仕掛ける展開。
前半8分には、牛鮭FP中村優の豪快なゴールで均衡を破ると、残り時間も主導権を渡さず前半終了。後半も牛鮭ペースは変わらず時間は進むも6分を過ぎると焦れずに反撃のチャンスを伺っていたエクセルドーミが徐々に圧力を増し、立て続けにビッグチャンスを迎える。そうして訪れた後半8分、チームを鼓舞してきたキャプテンFP安田貴紀が左サイドから流れたボールに迷いなく右足を振りぬき同点ゴール。残り2分での同点弾に観客も騒然とする中、一気に流れを引き寄せたエクセルドーミがさらにたたみ掛け残り時間は1分を切る。
フィナーレは試合終了30秒前、再三攻撃を牽引してきたFP多田敬士がチームの勢いが乗り移ったような執念の逆転ゴール。エクセルドーミ宝塚が総勢532チームの頂点に昇り詰めアイデムカップ2014を締め括った。

関西学院大学 エクセルドーミ宝塚

「アイデムカップ2014 FINAL」 優勝チーム インタビュー

来たからには優勝したかったので、安心しました。532チームの頂点ということですが、正直まだ全く実感できないでいます。関西セントラルから少し間が空いたのでFINAL前は不安もありました。大会に向けてはメンバーそれぞれの参加するチームでサッカーを中心にコンディションを整えてきました。
決勝戦は相手が非常に強い中で先制され内心はかなり焦っていましたが、ハーフタイムにメンバー同士で焦らずにパスを回していこうと話して良い結果につながりました。チームとしては選手だけでなく、ベンチからの声を出し続けることを意識していましたね。
エキシビジョンマッチも含め今日1日最高の環境でプレーをさせていただいたことに感謝です。来年も後輩には必ず2連覇を狙って欲しいですね!

 

関西学院大学 エクセルドーミ宝塚 安田 貴紀(キャプテン)

チーム牛鮭

「アイデムカップ2014 FINAL」 準優勝チーム インタビュー

出場が決まってからこの大会に向けて週2回の練習を重ねてきただけに、非常に悔しいです。優勝しか見ていなかったので。決勝では同点に追いつかれた後に、ゲームプランを変更しなかったことが敗因だったと思います。それでも自分達のフットサルを最後まで貫いたことに後悔はありません。チームのメンバーは小学校時代から仲が良い集まりなのでチームワークは随一だと思います。
本当に今回のアイデムカップFINALにかけてきたので今すぐに来年のことはまだ考えられていないですが、、、こういう大舞台での経験がまだまだ少なかった点などは課題として取り組みたいですね。メンバーは全員2年生以下なので来年リベンジを果たしたいと思います!

 

チーム牛鮭 中山 泰孝

グループリーグ組み合わせ

グループA 1 2 3 4 勝点 得点 失点 得失 順位
関東【春】代表
チーム牛鮭
1 ○1-0 ○3-0 △2-2 2 0 1 7 6 2 +4 1
北海道・東北代表
えちたんFC
2 ●0-1 ○2-1 △1-1 1 1 1 4 3 3 0 2
関西【秋】代表
近畿大学 ALMA
3 ●0-3 ●1-2 ○2-0 1 2 0 3 3 5 -2 3
九州代表
九州共立大学 K.K.D
4 △2-2 △1-1 ●0-2 0 1 2 2 3 5 -2 4
グループB 1 2 3 4 勝点 得点 失点 得失 順位
関東【秋】代表
川和OB
1 ○2-0 ●0-1 ○2-0 2 1 0 6 4 1 +3 2
東海・北信越代表
静岡県立大学 Pesca Peito
2 ●0-2 ●1-3 △0-0 0 2 1 1 1 5 -4 4
関西【春】代表
関西学院大学 エクセルドーミ宝塚
3 ○1-0 ○3-1 ○1-0 3 0 0 9 5 1 +4 1
中四国代表
岡山大学 NEWLINE
4 ●0-2 △0-0 ●0-1 0 2 1 1 0 3 -3 3

アイデムカップFINAL

エキシビジョンマッチ
東日本学生選抜 1 VS 0 西日本学生選抜
優勝チーム 1 VS 3 AIDEMドリームチーム