12/12(土)FINAL

優勝:近畿大学 Genius準優勝:法政大学 FC greed 会場:テバオーシャンアリーナ  チーム数:8

2015シーズン36都市58大会640チームの頂点を決めるFINALの舞台。
12月12日(土)、フットサルの聖地テバオーシャンアリーナ(愛知県名古屋市)には、各地域セントラルを勝ち抜いた『仙台大学フットサル部/北海道・東北』『明治大学 コスタ・リカ/関東(春)』『法政大学 FC greed/関東(秋)』『静岡県立大学 PescaPeito/東海・北信越』『関西学院大学 Grande/関西(春)』『近畿大学 Genius/関西(秋)』『香川大学 F.C.Mentirosa/中四国』『琉球大学 Ryukies/九州・沖縄』の8チームが勢揃い。
全てのチームが優勝を本気で狙う熾烈な闘いは「名古屋芸術大学 和笑」による勇ましい和太鼓の音で幕を開けた。

初戦から目の離せない攻防が繰り広げられる予選ラウンド。
GroupAはGeniusとPesca Peitoが2連勝とし、決勝進出をかけた予選第3試合に注目が集まったが、Geniusが地力の差を見せつけ無失点で決勝進出を決める。GroupBではFC greedと仙台大学フットサル部が勝点で並び、第3試合の結果次第で決勝進出チームが入れ替わる可能性もあったが、仙台大学フットサル部を相手に昨年度の優勝選手を抱えるGrandeも2連敗ながら最後に意地を見せ、仙台大学フットサル部の決勝進出はならずFC greedが決勝への切符を掴んだ。

予選のハーフタイムには「金城学院大学 Majorette♡Amies」や「名古屋SPIDERS」によるチアリーディングパフォーマンスで、会場は否が応にも盛り上がる。そして、順位決定戦からは松木安太郎氏、福田正博氏という超豪華ゲストが解説に加わり、選手は最後の最後まで気持ちが入らざるを得ない。

満を持して迎えた決勝戦。ゴレイロ冨澤を中心とした堅い守備をベースにシンプルな攻撃を仕掛けるFC greedに対し、素早い切り替えと華麗なパスワークで攻守ともに高い集中力を見せるGeniusという試合展開。序盤は両チームともに固い入りとなるも、徐々に全ての選手がドリブルという選択肢を持ち、自慢のパスワークにアクセントを加えるGeniusが圧力を強める。
均衡が破れたのは前半8分、前がかりになったFC greedの一瞬の隙から、Genius10番の石田が抜け出し、落ち着いてゴール右隅へ流し込み待望の先制点を獲得。
後半に入り、FC greedも必死の反撃を見せるもののGeniusも集中力を切らさない。すると後半9分にコーナーから鉄壁を誇ってきたFC greedゴレイロ冨澤にとっては不運な形で、またもやGenius10番の石田に決められ万事休す。Geniusが2015年度アイデムカップチャンピオンの座に輝いた。

決勝戦後には「日本福祉大学 夢人党」による圧巻のよさこいパフォーマンスで、会場の熱気はさめぬまま。
最後のイベントとして行われたエキシビションマッチでGeniusは、フットサル日本代表の森岡薫選手と酒井ラファエル良男選手率いる名古屋オーシャンズと対戦。優勝の勢いそのままに終了間際の劇的弾で3-2と勝利を飾ると会場も最高潮にヒートアップ。表彰式でも最高のフィナーレでアイデムカップ2015の最後を締め括った。

MOVIE/ 12/12(土)FINAL

MOVIE/ エキシビション

「アイデムカップ2015 FINAL」 優勝チーム インタビュー

こんなに大きな大会で優勝することができて本当に嬉しいです。
常に楽しくプレーすること、切り替えをしっかりとすることの2つを主に意識して大会に臨みました。初戦は全国大会というプレッシャーもあり、堅さが出てしまいましたが、楽しもうという意識を徐々に出すことができましたね。

決勝戦では予選で見た相手の特徴をいかにケアして、自分達の良さを出すかと考えてプレーできたことが勝利につながったと思います。エキシビジョンマッチでは勝利はしましたが、やはり大きなレベルの差を感じました。それでも自分達の通用する部分も見出せたことは自信になりました。

今回関西の「天才」から全国の「王者」になることができました。来年もこの王座に君臨し続けるので皆さんの挑戦をお待ちしています!フットサルを楽しみましょう!ありがとうございました!

近畿大学 Genius 青山 晋也

「アイデムカップ2015 FINAL」 準優勝チーム インタビュー

個人的には準優勝という結果に満足していますが、他のメンバーはみんな満足してないみたいですね(笑)。
普段はサッカーをしているメンバーばかりなので、大会前にはフットサルチームとの練習試合なども経験して臨みました。大会用に結成したチームなので定期的な活動をしていない分、個々が大会に向けて準備してきたつもりです。

サッカーとフットサルでは戦い方が全然違うので、非常に刺激を受ける機会になりましたし、勉強になりました。自分は来年抜けてしまいますが、後輩にも良い選手が多いのでさらにレベルアップしてリベンジをしてくれると思います!何より素晴らしい環境でフットサルが出来たことに感謝しています。本当にありがとうございました!

法政大学 FC greed 冨澤 拓海

予選リーグ組み合わせ

Group A 勝点 得点 失点 得失 順位
東海・北信越代表
静岡県立大学 Pesca Peito
○2-1 ○1-0 ●0-2 2 1 0 6 3 3 ±0 2
関東代表【春】
明治大学 コスタ・リカ
●1-2 △1-1 ●0-3 0 2 1 1 2 6 -4 4
中四国代表
香川大学 F.C. Mentirosa
●0-1 △1-1 ●0-2 0 2 1 1 1 4 -3 3
関西代表【秋】
近畿大学 Genius
○2-0 ○3-0 ○2-0 3 0 0 9 7 0 +7 1
Group B 勝点 得点 失点 得失 順位
関東代表【秋】
法政大学 FC greed
○3-0 △1-1 ○2-0 2 0 1 7 6 1 +5 1
関西代表【春】
関西学院大学 Grande
●0-3 ●2-3 ●0-3 0 3 0 0 2 9 -7 4
北海道・東北代表
仙台大学 フットサル部
△1-1 ○3-2 ○1-0 2 0 1 7 5 3 +2 2
九州代表
琉球大学 Ryukies
●0-2 ○3-0 ●0-1 1 2 0 3 3 3 ±0 3

試合結果(決勝トーナメント)

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