11/5(土)関東セントラル(後期)
優勝:チーム石井準優勝:國學院大學 7渡しFC 会場:フットサルステージ多摩 チーム数:1211月5日(土)、FINAL進出権ラスト1枠を決定する「アイデムカップ2016 関東セントラル(後期)」が、フットサルステージ多摩(東京都多摩市)にて開催された。地区予選を勝ち抜いた関東の並居る強豪が顔を合わせ、今年最後のチャンスを掴むべく熱戦が繰り広げられた。
数々の強敵を破り決勝の舞台に立ったのは、4年生中心の『チーム石井』と、関東セントラル(前期)も決勝を争った『國學院大學 7渡しFC』。4年生が中心ということもあり、ラストチャンスのチーム石井は気合充分、対する7渡しFCは前期のリベンジに燃える。
試合はスタートから7渡しFCが押し込む展開。チーム石井はシュートの雨を防ぐばかりで、なかなか攻撃へ転じることができない。
すると3分、7渡しFCの6番 山田が右サイドから的確なパスをゴール前へ、そして待っていた0番 北澤が落ち着いてゴールへ沈め、貴重な先制点を奪い取った!
失点したことでむしろ落ち着いたのはチーム石井。失点後は鋭いカウンターを幾度か見せ、反撃の予感を漂わせる。
そして後半、チーム石井がボールを持つ時間が増え始め、徐々にゴールへ近づいていく。そして迎えた後半4分、チーム石井の7番 渡部から鋭いグラウンダーのクロスが逆サイドの6番 田中へ渡る。これを田中が落ち着いてネットを揺らし、貴重な同点ゴールを決めた!
ここから試合は追加点の欲しい両チームがせめぎ合う、激しい攻防戦の様相を呈す。チーム石井の9番 高久が、素晴らしいディフェンスでボールを奪いカウンターを見せるも、7渡しFCのゴレイロ 能町がファインセーブ。後半終了間際には、7渡しFC 0番 北澤が強烈なミドルシュートを放つも、惜しくもバーに嫌われる。文字通りの死闘となった関東セントラル(後期)は、遂に延長戦へ突入。
疲れも見え始め、互いにシュートを打ち合うも決定機を欠く。このままPKかと思われた頃、CKのこぼれ球を拾ったチーム石井 6番 田中が、値千金のミドルシュート! このボールがゴールへと突き刺さり、チーム石井がついに逆転に成功した。
このシュートがラストプレーとなり、終了のホイッスル。劇的な幕切れで、チーム石井が強者揃いの関東セントラル(後期)を制し、FINALの最後1枠を奪い取った。
アイデムカップ全国制覇へのラストチャンスを、冬の横浜で掴み取れるか。
MOVIE/ 11/5(土)関東セントラル(後期)
「アイデムカップ2016 関東セントラル(後期)」 準優勝チーム インタビュー
関東セントラル(前期)のリベンジ達成をモチベーションにして臨んだので、前回の準優勝よりも悔しいです。
予選では2試合とも良いスコアで勝ち上がってきただけに、やはり決勝が悔やまれます。また、決勝戦は前半に先制をして、そのまま1-0で折り返すことができたので「勝てる」と思いましたが、後半で自分たちの甘さが出て崩れてしまいました。
今大会は準優勝という結果に終わりましたが、ここまで勝ち進んでこれたのはチームのキーマンである6番 山田の力が大きいです。1、2年生中心のチームの中、唯一の3年生で、ゲストのペスカドーラ町田イゴール選手からもセレクションのお誘いを受けていました。
来年度は、この悔しさをバネにメンバーはほぼ変えずにリベンジしたいと思います。もちろん目標は優勝!! 絶対勝ちます!
國學院大學 7渡しFC 北澤勇太郎予選リーグ組み合わせ
Aブロック | ア | イ | ウ | 勝 | 負 | 分 | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失 | 順位 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
桜美林大学 TokyoFamily | ア | ○1-0 | ●0-1 | 1 | 1 | 0 | 3 | 1 | 1 | ±0 | 2 | |
法政大学 FC greed | イ | ●0-1 | △1-1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | -1 | 3 | |
早稲田大学 FC SUNRISE | ウ | ○1-0 | △1-1 | 1 | 0 | 1 | 4 | 2 | 1 | +1 | 1 |
Bブロック | エ | オ | カ | 勝 | 負 | 分 | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失 | 順位 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
流山キングス | エ | ●0-6 | ○3-2 | 1 | 1 | 0 | 3 | 3 | 8 | -5 | 2 | |
國學院大學 7渡しFC | オ | ○6-0 | ○6-0 | 2 | 0 | 0 | 6 | 12 | 0 | +12 | 1 | |
群馬大学 CRAFT | カ | ●2-3 | ●0-6 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 9 | -7 | 3 |
Cブロック | キ | ク | ケ | 勝 | 負 | 分 | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失 | 順位 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中央大学 MAPLE | キ | ○1-0 | ○5-1 | 2 | 0 | 0 | 6 | 6 | 1 | +5 | 1 | |
法政大学 FCオバリミ | ク | ●0-1 | ○4-3 | 1 | 1 | 0 | 3 | 4 | 4 | ±0 | 2 | |
文教大学 F.C.NUTS | ケ | ●1-5 | ●3-4 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 | 9 | -5 | 3 |
Dブロック | コ | サ | シ | 勝 | 負 | 分 | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失 | 順位 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
明治大学 SUN CHIBA | コ | ●1-3 | ●1-2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 5 | -3 | 3 | |
中央大学 ALPHARD | サ | ○3-1 | ●1-2 | 1 | 1 | 0 | 3 | 4 | 3 | +1 | 2 | |
チーム石井 | シ | ○2-1 | ○2-1 | 2 | 0 | 0 | 6 | 4 | 2 | +2 | 1 |
「アイデムカップ2016 関東セントラル(後期)」 優勝チーム インタビュー
まさか優勝できるとは思いませんでした。
相手チームが強いのは分かっていたので、楽しもうとプレーしました。そして、僕らは「へたくそなので頑張るぞ!」という気持ちで臨み、最後の最後に、劇的なゴールが決まったので良かったです。
優勝できた要因は、以前東京・神奈川大会で『桜美林大学 TokyoFamily』に負けてからちゃんと練習をしたことです。
決勝戦は、相手の守備が上手く、攻撃も枚数をかけてきて、技術も高かったために前半は押されっぱなしでしたが、その中で均衡を保ちながら諦めないで戦った結果、優勝することができました。
今回の優勝へのキーマンは、決勝点を決めた6番の田中です。今回は予選リーグも強い相手が多かったので、守備を意識してカウンターで点を取れるようにしてきました。結果、今日は4失点と、前回に比べて抑えることができたので良かったです。
FINALは確実に強いチームが揃うと思うので努力していきたいと思います。目標は優勝ですが、挑戦者という気持ちで臨んで、皆の代表として恥じることのないような試合をしたいと思います
チーム石井 住谷泰心