10/14(土)関東セントラル
優勝:Bergka Glanz CF準優勝:明治大学 コスタ・リカ 会場:フットサルステージ チーム数:16全国の大学生の内、関東に存在する大学生の比率は約45%。なんとほぼ半分に近い数字であり、アイデムカップにおいても予選参加チーム数が最多となった「アイデムカップ2017 関東セントラル」が10月14日(土)にフットサルステージ(東京都多摩市)で開催。各予選を勝ち上がった16チームが凌ぎを削り、FINALへのチケットを掴むべく熱戦を繰り広げた。
グループリーグ初戦から、1ゴールごとに叫びを上げるような張り詰めた戦いをくぐり抜けて、決勝に辿り着いたのは『Bergka Glanz CF』と『明治大学 コスタ・リカ』。
Bergka Glanzは初出場からここまで駆け上がってきた新鋭。たとえ先制をされたとしても逆転を繰り返し、力強さを見せながら勝ち上がってきた。特に守備への切り替えが素早く、個々の集中力の高さが窺えるチーム。対するコスタ・リカは一昨年のファイナリスト。関東セントラルを勝ち上がった実績を持つ強豪ながら、準決勝でゴレイロが負傷し、決勝はゴレイロ不在というハンディキャップを背負って臨むこととなった。
前半はコスタ・リカがボールを支配。Bergka Glanzもここまで見せてきた守備力で、幾度となくボールを奪うも、先に繋げることができず、コスタ・リカに奪い返される苦しい展開となった。しかし、ボールを敵陣へ押し込んだコスタ・リカから上手くボールを奪ったBergka Glanzがカウンター。10番 佐藤がゴール前でシュートを打ち込むものの、コスタ・リカの代理ゴレイロを務める56番 田所がファインセーブを見せて窮地を凌ぎ、前半は0-0のまま折り返す。
後半に入ると打って変わってBergka Glanzがゲームを支配。ボールを保持できないながらも、コスタ・リカはカウンターで応戦するが、Bergka Glanzの1番 井上が落ち着いて対応。すると、後半から投入され、Bergka Glanzに流れを呼び込んだ11番 舛谷が右サイドをドリブルで切り裂く。そこから強烈なシュートを放ち、Bergka Glanzが先制に成功する。
この後も流れはBergka Glanz。前半からチームを支えてきた10番 佐藤が1点目と似たようなコースからボールを蹴り込み、追加点を奪取。
最後までコスタ・リカは粘ったものの、得点を取り返す事ができずにホイッスル。優勝はBergka Glanz CF。常に見せてきた集中力は決勝でも発揮された。
FINALへはこの2チームが参戦。未だ関西勢が覇権を握るアイデムカップ。12月16日、大阪から栄冠を関東へ持ち帰ることができるのか。
MOVIE/ 10/14(土)関東セントラル
「アイデムカップ2017 関東セントラル」 準優勝チーム インタビュー
FINALでリベンジするための切符を手に入れることができたのは良かったです。とにかく、団結力が準優勝に繋がりました。
ただ、残念なことに準決勝でゴレイロが怪我をしてしまい、決勝は不在のまま臨むこととなりました。彼に恥じないようなプレーをするように頑張りましたが、少し力不足にはなってしまいました。
僕らの主力は4年生なので、最後に思い出を作ることができるようにこの先もやっていきます。そして、団結力、一体感を高めながらFINALを迎えられるようにしたいと思っています。
4年間の集大成、同期と大会へ出ることができる、残り少ない機会なので、良い結果を出し、素晴らしい思い出を作ることができるよう、想いを込めてプレーをしていきます。
予選リーグ組み合わせ
Aブロック | ア | イ | ウ | エ | 勝 | 分 | 負 | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失 | 順位 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
拓殖大学 ブエナスエルテ | ア | ●1-2 | ●1-4 | ○3-0 | 1 | 0 | 2 | 3 | 5 | 6 | -1 | 3 | |
Bergka Glanz CF | イ | ○2-1 | ○3-0 | ○4-0 | 3 | 0 | 0 | 9 | 9 | 1 | +8 | 1 | |
中央大学 K.K | ウ | ○4-1 | ●0-3 | ○4-0 | 2 | 0 | 1 | 6 | 8 | 4 | +4 | 2 | |
群馬大学 CRAFT | エ | ●0-3 | ●0-4 | ●0-4 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 11 | -11 | 4 |
Bブロック | オ | カ | キ | ク | 勝 | 分 | 負 | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失 | 順位 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
東洋大学 りべるた | オ | ●0-3 | ●1-2 | ●1-6 | 0 | 0 | 3 | 0 | 2 | 11 | -9 | 4 | |
國學院大學 7渡しFC | カ | ○3-0 | ○4-0 | ●1-2 | 2 | 0 | 1 | 6 | 8 | 2 | +6 | 1 | |
withペヤング | キ | ○2-1 | ●0-4 | ○2-1 | 2 | 0 | 1 | 6 | 4 | 6 | -2 | 3 | |
メットール村 | ク | ○6-1 | ○2-1 | ●1-2 | 2 | 0 | 1 | 6 | 9 | 4 | +5 | 2 |
Cブロック | ケ | コ | サ | シ | 勝 | 分 | 負 | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失 | 順位 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
駒澤大学 FC.AZUL | ケ | △1-1 | △1-1 | ●2-3 | 0 | 2 | 1 | 2 | 4 | 5 | -1 | 3 | |
しるこでらな | コ | △1-1 | ○2-0 | ●1-3 | 1 | 1 | 1 | 4 | 4 | 4 | ±0 | 2 | |
國學院大學 11Back | サ | △1-1 | ●0-2 | ●0-1 | 0 | 1 | 2 | 1 | 1 | 4 | -3 | 4 | |
群馬雑草魂 | シ | ○3-2 | ○3-1 | ○1-0 | 3 | 0 | 0 | 9 | 7 | 3 | +4 | 1 |
Dブロック | ス | セ | ソ | タ | 勝 | 分 | 負 | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失 | 順位 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大東文化大学 dix-sept | ス | ●1-3 | ●1-2 | ○3-2 | 1 | 0 | 2 | 3 | 5 | 7 | -2 | 3 | |
千葉大学 フットサル部 | セ | ○3-1 | ●1-2 | ○5-0 | 2 | 0 | 1 | 6 | 9 | 3 | +6 | 2 | |
明治大学 コスタ・リカ | ソ | ○2-1 | ○2-1 | ○3-0 | 3 | 0 | 0 | 9 | 7 | 2 | +5 | 1 | |
静岡東サッカー部 | タ | ●2-3 | ●0-5 | ●0-3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 2 | 11 | -9 | 4 |
「アイデムカップ2017 関東セントラル」 優勝チーム インタビュー
優勝できたことがまず嬉しいです。前半は攻め手に欠いており、相手にボールを支配される展開が続いた上に、パスも回らず苦しい状況でした。ただ、後半からドリブルの得意な舛谷を入れたことで、チームとしてボールを持てる時間が増え、チームのリズムを作ることができました。
「選手1人1人が苦しいときに頑張ってプレーできたこと」「大会を通して、攻撃から守備への切り替えを意識し、セットプレーの守備に関しても意識付けできてきたこと」が、結果に繋がったと思っています。
このアイデムカップでは、今まで見せたことの無いような勝負強さを見せることができ、チームとして成長したことを実感しています。 FINALでは関西の連覇を阻止し、関東に帰ってきたいと思います。
Bergka Glanz CF 矢澤幸大